韓国型人工太陽、来月プラズマ実験…「1億度10秒運転目標」

国際核融合実験炉の真空容器移送準備もスムーズ

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韓国型人工太陽と呼ばれる「KSTAR(ケースター)」が来月から今年13回目の運転を始める。

24日、国家核融合研究所によると、KSTARが真空排気運転、超伝導磁石冷却運転、電源供給運転を順次進め、来月2日から核融合プラズマ実験に突入する。

KSTARは、地上で太陽のような核融合反応を起こし、エネルギーを生産する超伝導核融合研究装置だ。

これを実現するには、核融合装置内の超高温プラズマ(固体・液体・気体を超えた第4の状態)を長く安定的に維持することが重要である。

今回の実験の目標は攝氏1億度水準のプラズマを10秒以上維持することだ。

今年2月末まで行った実験で達成した最長運転記録は8秒だった。

摂氏1億度は太陽中心温度(1500万度)の7倍に達するが、この状態のプラズマを8秒間維持するのは全世界の核融合装置の中でKSTARが初めてだ。

KSTARは高性能プラズマ密閉状態の「H-モード」持続時間を現在の89秒から100秒以上に増やすことも目標としている。

韓国が国際核融合実験炉(ITER)に初めて調達する核心装置である真空容器移送準備もスムーズに進んでいる。

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ITERは、韓国と米国、中国、欧州連合(EU)など7ヵ国が07年からフランス南部のカダラッシュに建設中の核融合実験炉だ。

ITER真空容器は超高温プラズマを密閉するためのドーナツ形態の超大型構造物だ。 計9つのセクターに分けて作られるが、このうち4つは現代重工業が、残りの5つは欧州連合(EU)が担当している。

現代重工業が先月製作を終えた初のセクター(6番)は来月初めに移動を始め、7月中旬にはカダラッシュに到着する予定だ。

ユ・ソクチェ国家核融合研究所長は「11月に研究所が研究院に昇格すれば、ITER事業専門機関としての国際的な地位も高まるものと期待している」とし「プラズマ実験を成功裏に遂行し、核融合エネルギーの商用化に寄与する」と述べた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ